玄人志向 SATA3I10-PCIe 10ポートSATAカード(ASM1062+JMB575x2)を試す

Windows 10でのファイルサーバー又はFreeNAS on ESXiでの活用のために、玄人志向 SATA3I10-PCIe 10ポートSATAカードを買ってみました。ポートマルチプライヤで10ポートに増やしている変態カードとなります。

 

Windows 10での動作検証

検証に使った環境は以下となります。

OS Windows 10 Pro 2004 19041.388
Mother Asus H270M-PLUS (BIOS 20200108 1605)
CPU Core i7-7700K
Memory ADATA DDR4 2400 8GBx2
PSU KRPW-TI500W/94+
SSD M.2 WD Grenn 240GB
Cooler 虎撤2
Chipset Driver 20200507 10.1.18383.8213
Display Driver 20200626 27.20.100.8336
LAN Driver 20200615 25.1.1
Intel ME Driver 20190326 1909.12.0.1236
Audio Driver 20171228 6.0.1.8273
Intel RST インストールなし
BIOS設定 EPU and Performance Mode→Max Power-Saving Mode
利用PCIスロット PCIe x4 slot (x16形状)

起動時に表示される画面からすると、Firmwareのバージョンは150910_00_00_00となります。Windows 10 2004ではドライバのインストールなしに、「標準 SATA AHCIコントローラー」として認識されます。

Windows 10での動作検証結果

消費電力の計測にはREX-BTWATTCH1を用い、1秒間隔で10分間計測し10%点のデータをアイドル時の消費電力としています。ドライバはWindows 10の標準ドライバ「標準SATA AHCI コントローラー」2006/6/21 10.0.19041.1となります。

カード接続前の消費電力 11.7W
カード接続時の消費電力 17.9W (HDD接続なし)
ファイル書き込み 特に問題なし(NTFSフォーマットで100GB程度テスト)
アイドル時のスピンダウン 一定時間アクセスがないとスピンダウンする
S.M.A.R.T値の読み取り OK (3台接続時にCrystalDiskInfoで確認)

 

カードを装着しただけ(HDD接続なし)で8.2Wも消費電力が増えます。HWiNFOで表示したカード情報は以下となります。

FreeNAS on ESXiでの動作検証

ESXiでの検証のために、前述の環境から一部設定等を変更しています。SATAカードはESXiでゲストOSにパススルーします。

ホストOS ESXi6.7 20200604
ゲストOS FreeNAS 11.3-U3.2
BIOS設定 VT-xとVT-dの有効化

 

消費電力の計測にはREX-BTWATTCH1を用い、1秒間隔で10分間計測し10%点のデータをアイドル時の消費電力としています。

カード接続前の消費電力
(ESXiのみ起動)
14.6W
カード接続時の消費電力
(ESXiのみ起動)
18.9W (HDD接続なし)
FreeNASへのパススルー OK
FreeNASでのカードとディスク認識 OK (自動認識)
RAID-Zへのファイルコピー OK (ST4000DM000x3でRAID-Z、
100GB程度のコピーテスト)
FreeNASでのS.M.A.R.T値の読み取り OK (smartctl -a)

 

正直この変態カードがすんなりFreeNAS on ESXiで使えると思ってませんでしたが、短時間のテストでは問題ありませんでした。

FreeNAS on ESXiでの不具合発生

このカードがFreeNAS on ESXiで安定して動作するとは思えなかったので、試しに別のマシンで追加検証してみました。検証に使ったマザーボードはAsus Z87-PRO(V EDITION)で、使用スロットは二つ目のx16スロット(PCIEX16_2)です。

HDD5台でRAID-Z2を組んで大量のファイルコピーをすると、数分でFreeNAS on ESXiは応答不能になりました。さらにはESXiも巻き込んでESXi自体も操作不能になりました。

やはりこのカードは一癖も二癖もありそうです・・・。

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