Buffalo WSR-2533DHPのスループット
直近までわが家でアクセスポイントとして利用していたBuffalo WSR-2533DHPとなります。利用開始から3年くらいになり、特に困っていなかったんですが、嫁さんが子供の端末をWebフィルタリングしろってうるさいんで、IO-DATAのWN-DX2033GRに最近入れ替えました。WSR-2533DHPだとアクセスポイント(ブリッジモード)として使っているとWebフィルタリング機能が使えないようです。ルーターモードしてしまうと、無線でつないだiPadとかからWAN側につながっているDLNAサーバーへの接続が出来なくなるので、わが家ではどうしてもアクセスポイント(ブリッジモード)で使う必要があります。
一方、IO-DATAのWN-DX2033GRはアクセスポイントとして利用していてもWebフィルタリングが利用でき、しかも一定期間無料で利用できるので乗り換えました。
Buffalo WSR-2533DHPはいらない子になってしまいましたが、廃棄またはオクで売却前に恒例のスループット測定をしておきます。
NATのスループット(WAN DHCP接続)
LANにCentOS7 Aをiperf3のクライアント、WANにCentOS7 Bをiperf3のサーバーとしてつなぎスループットの測定を行います。Buffalo WSR-2533DHPのファームウェアは1.06となります。消費電力はTAP-TST10での目測値で無負荷時は5.4Wとなります(無線LANはonにしていますが接続機器なし)。
receiver | sender | |||
MSS | Mbps | 消費電力 | Mbps | 消費電力 |
指定なし | 942 | 5.7W | 942 | 5.7W |
1200 | 930 | 5.7W | 930 | 5.7W |
800 | 898 | 5.7W | 898 | 5.7W |
400 | 812 | 5.8W | 812 | 5.8W |
2016年10月発売の比較的新しいルーターとあって、有線でのインターネット接続はスピード的には全く問題ありません。
NATのスループット(WAN PPPoE接続)
今度はWAN側はPPPoE接続とし、同様にWAN-LANのスループット計測を行います。テストに使うPPPoEサーバーはMikrotik社のソフトウェアアプライアンス CHR(Cloud Hosted Router)のv6.44.3を使いました。フレッツ環境を意識し、PPPoEサーバーのMTUは1454に設定しています。
receiver | sender | |||
MSS | Mbps | 消費電力 | Mbps | 消費電力 |
指定なし | 935 | 5.7W | 934 | 5.7W |
1200 | 921 | 5.7W | 923 | 5.7W |
800 | 889 | 5.7W | 889 | 5.7W |
400 | 790 | 5.8W | 788 | 5.8W |
PPPoE接続時のスループットも全く問題ありません。