Buffalo WZR-HP-G302Hのスループット

わが家にはPCやネットワーク機器が山のようにありますが、いい加減不要なものを順次処分していこうかと思い立ち、今回Buffalo WZR-HP-G302Hを興味本位で簡単な計測をしたあと廃棄します。2010年11月とかなり昔のWiFiブロードバンドルーターで、消費電力やスループット的には今時のルーターと比べるとダメダメだと思いますがどうでしょうか?

計測環境

LANにCentOS7 Aをiperf3のクライアント、WANにCentOS7 Bをiperf3のサーバーとしてつなぎスループットの測定を行います。Buffalo WZR-HP-G302HのファームウェアはVer 1.85となります。設定等は初期状態であり、WiFiはOnになっていますが、接続機器等はありません。

計測結果

消費電力はTAP-TST10での目測値で無負荷時は9.1Wとなります。

receiver sender
MSS Mbps 消費電力 Mbps 消費電力
指定なし 132 11.6W 122 11.6W
1200 101 11.6W 115 11.6W
800 77.8 11.4W 79.3 11.6W
400 40.4 11.3W 41.1 11.3W

やはり古い機器だけあって、消費電力、スループット共にイケてません。これで心置きなく廃棄できます(^^);

その後、捨てようと思って機器を取り外すと、ACアダプターが触れないほどに熱くなっているのに気が付きました。もう一台同じ機種を持っていたので、念のため改めてもう一台で計測しました。こちらは無負荷時の消費電力は5.4Wとなります。

receiver sender
MSS Mbps 消費電力 Mbps 消費電力
指定なし 140 6.6W 133 6.6W
1200 117 6.6W 116 6.6W
800 80.2 6.6W 80.0 6.6W
400 41.4 6.6W 39.9 6.6W

スループットの変化はないものの、消費電力が大幅に下がるとともに、ACアダプターも特に大きな発熱はしていません。最初に計測したほうのACアダプターは不良品だった可能性があります。Buffaloのサイトの「ACアダプターの発熱について」に私が使っていたACアダプター WA-18G12Uも「極稀に発熱する」と注意書きがありました・・・。

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